日本が培ってきた「車椅子・シーティング」を、その恩恵が届いていない国・地域に、車椅子(ハード)と技術(ソフト)の提供を通じて育てていく支援事業です。
この事業は、様々な国内協力団体と、当該国・地域の志ある障害当事者団体等との協働によってすすめられています。
【進行中の事業】
①パキスタン
日本国内各地から提供された中古電動車椅子をコンテナにて運搬。技術者を派遣して整備技術やシーティング技術を現地の障害当事者団体等に伝える。さくら・車いすプロジェクトの原点であり、”車椅子屋さんのない国・地域”に、車椅子修理のできる拠点つくりを目指している。ユーザーが安心して長く車椅子に乗れることが求められる。
②ネパール
車椅子製作技術の指導者派遣、渡航者による電動車椅子の提供。
③モンゴル
障害当事者団体への中古の車椅子および電動車椅子提供と整備技術者派遣(第1回2017年7月末までに実施予定)。
【パキスタンとの交流】
パキスタンとの定期的な交流を通じて、支援の成果報告や不足しているもの等の情報交換を行っています。 現地ユーザーの声を聴くことが励みとなり、活動への意欲が湧いてきます。 |
【中古車椅子をコンテナに詰めて輸送】
日本で使われなくなった車椅子・電動車椅子をコンテナに積み込み、送ります。すでにパキスタンについでネパールでも、当プロジェクトの取り組みによって、これらの中古品を修理できる技術者がたくさん育っています。次はモンゴルで技術を伝えていきます。 |
ホームページ:http://sakura-wheelchair.org/
アジアの国々への姿勢保持の普及、障害者や高齢者の生活向上を目指しています。
2014年にタイでスタート。
究極の目標は、「必要とする全ての人にタイの人びとが自身の手でより良い姿勢保持装置を安定して供給できる」ようになる事です。
その第一歩として、子供たちの姿勢保持具を作るためのワークショップを行っています。
【ワークショップの様子】
Facebookページ:https://www.facebook.com/asap.jaws/