第10回 株式会社こっぱ舎

株式会社こっぱ舎
〒331-0812 埼玉県さいたま市北区宮原町2-125-14
TEL:048-653-6373 FAX:048-637-1040
URL:https://www.koppasha.jp/
F B:https://www.facebook.com/koppasha

沿革

1984年、でく工房での実習を経て、個人営業として創業。でく工房に倣い、各地で開業をめざす実習生を受け入れ、3人が独立。2011年に株式会社登記、橋本和雄が社長に就任。知人の美容師を招いて18年には「バリアフリーサロン・美容室シュール」を開設。20年には福祉用具貸与・販売事業の指定を受け、介護保険によるレンタルを開始。

主な事業内容

1)車椅子、電動車椅子、バギー、座位保持装置等の製作・修理
2)介護保険による福祉用具の貸与・販売
3)バリアフリー美容室の運営オリジナル歩行関連機器の販売

特徴

こっぱ舎は、1974年創業のでく工房の流れをくむ。「工房」はしだいに数を増やし、84年には「全国工房連絡会」を結成。JAWSの前身団体の一つとなる(HP概要・沿革参照)。

ちなみに、2004年に開催された「でく工房の30年展」に合わせて調査したときの工房は73、「40年展」のときは92を数えた。2024年は50年にあたるが、初期の創業者の多くが60代後半~70代になっている。代表が後継者に代わった工房も少なくないが、廃業した工房も出てきている。かつて施設職員などから「工房さん」と呼ばれた仕事の流儀を未来に継いでいけないものか。

従業者数

社員:6名
パート:3名

営業範囲

さいたま市を中心に近隣の市町

今後の事業の展望

座位保持装置だけでは〈食べていけない〉時代にあって、地域に開かれた福祉用具の相談・供給を軸に経営の多角化を図り、「工房」の存続を目指す。身近な目標は、関わり合う人びとにこっぱ舎が好感をもたれること、スタッフが働きやすく、また希望をもてること。

JAWSへの要望や期待

事務局なくしては今日のJAWSはない。今後は事務局増員を含め、より発展してほしい。そのためにはFacebook等での情報発信を含め、協会員になるメリット感を強めていく必要があるだろう。

代表取締役 橋本 和雄
株式会社こっぱ舎HP